ベンダーマネジメントとはシステム開発におけるプロジェクトに対して必要となる開発者をまとめることです。プロジェクトを計画通りに進めるには委託先であるITベンダーの協力が不可欠。
・ベンダーの力を最大限に引き出す
・ベンダー担当者が「板挟み」状態
・期待した効果を発揮できていない
日本通運の元CIOとして数々のプロジェクトを指揮してきた野口がベンダーマネジメントの流儀と勘所をお伝えします。

プロジェクトは計画通りにいかないものです。想定外の事態に直面した時こそマネジャーの手腕が問われます。この時の思考・行動には原理原則があります。
・部門で利害が対立、仕様が二転三転。迫るデッドライン
・工期と予算をめぐって、経営側、ユーザー部門、ITベンダーの板挟みに
・前任者が突然の退職。後任に抜擢されるもプロジェクト全体を掌握できていない
・重大な仕様漏れ。追加開発は避けられない。予算確保と工期の見直しを迫られる
・上流工程終了後に業績悪化。コスト削減策や開発スコープの見直しを迫られる
・IT子会社と委託先ITベンダーとがギクシャク。伝達ミスによるトラブルが発生
・委託先ITベンダーの能力に疑問。開発メンバーを変更したい
など様々な修羅場をくぐり抜けた日本通運元CIOの野口が、PMBOKには載っていないプロマネスキルを伝授します。